2019年RWCからちょうど一年が経ちました。鵜住居復興スタジアムに来るとあの時の感動が蘇ります。そして台風で中止になった第2戦。更にそのあとに起こった小さな奇跡。
そして1年後に中止になった第2戦の再戦が決まるも、今度はコロナウイルスの前にまたも中止。でも釜石はこのくらいの逆境ではくじけません。今回のメモリアルイベントが終わったら来年の再戦に向けて動き出しますよ!きっとね。
フライキプロジェクトは『富来旗』を沢山振って応援しますよ!
岩手県の地元がもっと好きになる情報誌「RE:明日」の9月号の「地元を支えるHERO」というコーナーにフライキプロジェクトを掲載いただきました。主にパチンコ屋などに置かれているそうです。
5/2~5/6の「フライキ無言のメッセージ」を全国各地の新聞がと取り上げていただきました。
・琉球新報(沖縄)・中国新聞(広島)・上毛新聞(群馬)・秋田魁新報(秋田)
資料協力 共同通信社
素敵な素敵な映像が出来ました。鯉のぼりに変わって『大漁のぼり』
メッセージはこの映像を見てそれぞれに感じてください。
2020年5月2日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムの空に40旗のフライキ(大漁旗)が掲げられました。
趣旨にご賛同を賜り、実現にご尽力を頂きました釜石市役所、関係者の皆さまにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
2011年の東日本大震災で被災したラグビーチームへフライキを贈呈する『フライキプロジェクト』ですが、2019年のラグビーワールドカップ日本大会においては、釜石鵜住居復興スタジアムで行われた「フィジー代表×ウルグアイ代表」の会場演出としてフライキを振り、大会を通してフライキが持つ力を再確認しました。
フライキとは東北の南三陸地方(宮古、釜石、大船渡、気仙沼など)における大漁旗の通称で、「富来旗・福来旗」と書きます。
フライキは陸で待つ家族へ、いち早く大漁を知らせるために帰船時に掲げられてきた、大切な人のための大切な旗です。
そんな大切な人のために掲げられてきたフライキを、大切な今だからこそ、大切な皆さまのために掲げます。
2011年の東日本大震災では日本中から、世界中から、数え切れないご支援を頂きました。あの時はありがとうございました。
東日本大震災で全壊した鵜住居(釜石市)の小中学校の跡地には、釜石鵜住居復興スタジアムという素晴らしいスタジアムができました。
そのスタジアムが会場になった2019年のラグビーワールドカップでは、日本中から、世界中からご声援を頂きました。あの時はありがとうございました。
2020年、大切な今だからこそ、大切な皆さまのためにフライキを掲げさせて頂きます。
《今回フライキを提供いただいたチーム及び企業団体》
・釜石商工業高校ラグビー部(岩手県)
・山形中央高校ラグビー部(山形県)
・勿来少年ラグビースクール(福島県)
・秋田市エコー少年ラグビークラブ(秋田県)
・飯島ラグビースクール少年団(秋田県)
・脇本おいばなラグビースクール(秋田県)
・金足西少年ラグビースクール(秋田県)
・出戸浜ラグビースポーツ少年団(秋田県)
・船川第一小学校ラグビースクール少年団(秋田県)
・飯田川ラグビースクール少等部(秋田県)
・福島少年ラグビースクール(福島県)
・不来方高校ラグビー部(岩手県)
・亘理がぎゅうラグビースポーツ少年団(宮城県)
・福島東陵高校ラグビー部(福島県)
・盛岡工業高校ラグビー部(岩手県)
・日本大学工学部ラグビー部(福島県)
・潟上IRISラグビーフットボールクラブ(秋田県)
・天王南中学校ラグビー部(秋田県)
・古川ラグビースクール(宮城県)
・奥州ラグビースクール(岩手県)
・花泉中学校ラグビー部(岩手県)
・唐丹中学校(岩手県)
・大平中学校(岩手県)
・大館少年ラグビースクール少年団(秋田県)
・宮古ラグビースクール(岩手県)
・いわきラグビースクール(福島県)
・十和田ラグビースクール(青森県)
・鵜住居小学校ラグビー部(岩手県)
・青森市少年ラグビースクール(青森県)
・秋田工業高校ラグビー部(秋田県)
・八戸ラグビースクール(青森県)
・松戸ラグビースクール(千葉県)
・本郷高校ラグビー部(東京都)
・NRD名古屋ラグビー大好き(愛知県)
・ホテルセイリュウ(大阪府)
・三鷹サンホークス(東京都)
《ご協力いただいた方々》
・釜石市役所スポーツ推進課ラグビーのまち推進係のみなさま
・鵜住居復興スタジアムスタッフのみなさま
35年前。前人未到奇跡の7連覇を成し遂げた新日鐵ラグビー部。2019年再び釜石に奇跡をもたらしたラグビーワールドカップ。そして台風で中止になった第2戦目に鵜住居復興スタジアムで起きた『小さな奇跡』としてフライキプロジェクトが紹介されました。
今週3/11で震災から9年。フライキプロジェクトがスタートしてからも9年が経ちました。昨年のRWC日本大会での釜石鵜住居復興スタジアムのプロジェクトで活動は一旦終了と考えておりました。しかしながらSNS等で多くの方々から沢山の感謝や励ましのお言葉を頂き、また昨日岩手県知事・釜石市長の連名でお礼状。岩手県知事から感謝状までいただくことができました。有難く感謝する反面、このプロジェクトはまだ続ける意味があるのでは・・・と。
震災後のラグビー復興支援活動として始まった活動も、いつしかRWC日本大会が近づくにつれ、日本のラグビー全体の応援活動となって行きました。
大会が大成功に終わりましたがフライキプロジェクトの活動はそれだけのものでは無く、やはり震災の記憶を風化させないための活動としても意味があるのかもしれません。
震災当初にの想い…
『東北復興、東北ラグビー支援』
『ラグビーへの恩返し』
初心に立ち返り、フライキ(富来旗)を東北6県すべてのラグビーチームに届けたいと思います。
いつもフライキプロジェクトを応援頂いている皆様、改めまして新年おめでとうございます。
さて、盛り上がりに盛り上がったRWC2019日本大会から3カ月が経過しました。しかし、未だラグビー人気は終息しません。
全国高校ラグビー大会、大学ラグビー選手権、スーパーラグビー、そしてトップリーグの試合会場は連日の超満員の大入り状況です。本当にうれしい悲鳴です。
このラグビー人気を一時的なブームにしないように関係者各位やラグビー経験者たちはサポートしていかなければならないと思います。
フライキプロジェクトも当初の目標である『東北にある約250のラグビーチームに応援フライキを届ける』は100旗余りで未だ途上ですが、もう一つの目標である『応援フライキで釜石鵜住居復興スタジアムのスタンドを埋め尽くす』は一応成功???致しました。と言うのも一試合目の9/25のフィジーvsウルグアイ戦は約60旗の応援フライキを振ることが出来ました。しかし10/13のカナダvsナミビア戦は100旗以上のフライキを準備し、旗手もすべて手配し万全の体制でした。がしかし、台風19号直撃の影響で中止という残念な結果となりました。
しかしそこから生まれたプロジェクトもあり、さまざまな物語が生まれより釜石が注目される結果となりました。
RWCが終わった後の釜石復興スタジアムの運営、東北全体のラグビーの盛り上げが大きな課題だと思います。新年を迎え既に様々なイベントが予定されておりますが、一番の目玉イベントはやはり中止となったカナダvsナミビア戦の釜石復興スタジアムでの再戦です。
まだ未定ではありますが、必ず実現されると信じております。その時はフライキプロジェクトは全面協力させて頂く所存です。
さらにフライキプロジェクトは新たに目標を定めて次のステージへ進みます。詳細が決まりましたら報告させて頂きたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。